浜詰の今昔

浜詰の今昔

浜詰区は丹後半島の付け根、久美浜湾の北西に位置する風光明媚な観光地です。
古くは縄文時代の住居跡も発見されて今も「浜詰遺跡」として復元されています。

浜詰は耕地が少なく、古来より漁業とその加工、農業が主でした。
江戸末期から明治、昭和まで絹織物業が盛んになり「丹後ちりめん」の生産地としても知られていました。現在は昭和40年代以降、徐々に生産量が落ち込み、以前はまちの至る所から聞こえていた織機リズミカルな音を聞くことも数少なくなっています。
街並みは板貼りの昔ながらの民家も残っており昔の面影を思い出せる風情がここにはあります。

今ではこの地を「夕日ヶ浦」と呼び、天然温泉と夕日、海水浴とカニ料理をメインにした観光地となり、日本全国からのお客様をお迎えしております。この地に旅館や民宿が建ち並び夏の海水浴や冬のかに料理で賑わいを見せています。

夕日

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日本の夕陽百選に選ばれた「夕日」はまさに絶景です!
秋から冬にかけては西の山に沈み、春から夏にかけては日本海の水平線に沈む様は辺りを朱色に染めるほど綺麗な風景が広がり都会では見ることができない自然美を感じることができます。
晴れた夕刻には観光客や地元の人がカメラを手に沈む夕日にレンズを向けています。

夕日

浜詰海岸

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東は浜詰、西は久美浜・小天橋まで約8kmもつづく白砂青松の浜が有名です。
京都では有名なサーフィンポイントとして多くのサーファーで年中賑わいを見せています。
夏の海水浴シーズンは遠浅で水が綺麗、そして波も穏やかなので京阪神から多くの海水浴を楽しむ人が訪れます。

浜詰海岸

かに料理

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冬の日本海の味覚の王様といえば「松葉蟹」です。近年、浜詰地区では各旅館、民宿が色々と思考を凝らしたカニ料理をご提供しており、京都・丹後で水揚げされる松葉蟹はもちろん、お隣の兵庫県からも鮮度抜群の松葉蟹が入ってくることで、蟹を求めて日本全国からお越しいただくお客様に最高級の松葉蟹をご提供できるのも浜詰ならではです。

かに料理

天然温泉

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各旅館や民宿、外湯で天然温泉を楽しむことができます。
別名「美人の湯」と称されるお湯はアルカリ性単純温泉でお肌がツルツルになり美容、疲労回復等に効能があり、地元の人も好んで入浴するよい泉質の温泉になります。

天然温泉

住みよいまちづくり計画

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この地域には自然の宝物が数多くあります。隣町まで続くロングビーチ、夕陽百選に選ばれた「夕日」はまさに天からの贈り物です。この自然豊かな地域が「子供たちの未来にすみよいまちを」をスローガンに動き出しています。

住みよいまちづくり計画