浜詰区は丹後半島の付け根、久美浜湾の北西に位置する風光明媚な観光地です。
古くは縄文時代の住居跡も発見されて今も「浜詰遺跡」として復元されています。
浜詰は耕地が少なく、古来より漁業とその加工、農業が主でした。
江戸末期から明治、昭和まで絹織物業が盛んになり「丹後ちりめん」の生産地としても知られていました。現在は昭和40年代以降、徐々に生産量が落ち込み、以前はまちの至る所から聞こえていた織機リズミカルな音を聞くことも数少なくなっています。
街並みは板貼りの昔ながらの民家も残っており昔の面影を思い出せる風情がここにはあります。
今ではこの地を「夕日ヶ浦」と呼び、天然温泉と夕日、海水浴とカニ料理をメインにした観光地となり、日本全国からのお客様をお迎えしております。この地に旅館や民宿が建ち並び夏の海水浴や冬のかに料理で賑わいを見せています。